2005.05.11

チューリップ

tulip

ふっくら
なまこ壁
ふっくら
チューリップ
たがいに
寄り添う
風とともに

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2005.04.27

朝のリレー

谷川俊太郎の講演会に出かけた。
ネスレのCM、「朝のリレー」でおなじみの詩人だ。
小さな頃、教科書でその名前を知った。
先日、そんな彼に出会った僕よりも
もっともっと小さな息子を連れ
妻と詩人の講演会に出かけた。

詩人の語りに、朗読に、わが息子は
「あーー」「うーー」「うわーー」
周囲の大人に愛嬌をふりながら その数倍の迷惑を
かけていた。

言葉の原始である彼のメッセージ

ぼくは1人の詩人と生後8ヶ月のうめきに耳を傾け
大人になることの意味を静かに受け止める。
そして、そこに「詩」を見出したかもしれない。

そして思った。
君のために、これからも言葉をつむいでいこうと。

※ちなみに「朝のリレー」のスクリーンセイバーはこちら

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2005.04.08

桜の樹精

いつもはしない早起きをした
神社の境内にある桜の木をみあげおもった
間近にみる桜の花は
幹と枝が際立ってみえる
そこに僕は樹精を感じた
家に着くと
その音を久しく聞かない
目覚まし時計のベルが
鳴っていた

sakura01

sakura03

sakura02

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2005.02.16

温泉街

sekidan
与謝野晶子は温泉を訪れて様々な歌を作ったといいます。
伊香保の石段にもその言葉が刻まれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2005.01.21

道玄坂にて

dougenzaka

建物がいろいろなふうに建った結果なのか
ある種の計画にそって建ってられたからなのか
気づいてみたら後ろはこんなふうに
遠くから見た都市の姿に憧れることもあるけど
間近に見る表情もなかなか
窓ガラスひとつひとつが
コンクリートのひびわれが
それぞれ呼吸をしているように感じる

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2004.10.15

小さな冒険

suyasuya.jpg

布団が川の字に並ぶ
そのはしっこで
両手を大きく広げ 大の字に
小さな鼻穴は
大きな寝息をたてる

時計の針が真上でそろう頃
時計回りに45度傾いた針は戻され
お母さんの傍らに

その後数回、
太くて短い針は戻され
いずれは布団と布団の谷間で
もがく

うー うー うー

ひろいあげられ3つ目のお布団
彼は深夜、六畳間を端から端に旅をする

その小さな冒険に
どんな夢が詰まっているのだろう

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2004.08.30

さざ波

kumo040826.JPG

列車の窓から空を見上げると
さざ波のようにもみえる雲が一面に広がっていました
ついぞこの夏 海にはいきませんでしたが
ちょっぴり浜辺を歩く気分を楽しみました

波が運ぶもの また連れ去ってくれるもの
波間にいくつもの物語が生まれては消えしてるんだろうなあ

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2004.08.18

ねんねのおまじない

パッチとひらいた 目を閉じて
まぶた ぐーぐー
ぐーぐー まぶた

ゆっくり ゆっくり 目を閉じて
まぶた ぐーぐー
ぐーぐー まぶた

まっくらだって こわくない
まぶた ぐーぐー
ぐーぐー まぶた

みんなで一緒に
まぶた ぐーぐー
ぐーぐー まぶた 


眠りたいのに 眠れず ギャーギャー叫ぶ息子に
どうにか その目を閉じてくれーと思い
ついつい子守唄ともつかない 言葉を発していました。
早く眠れーと願いのこもった、切実な「おまじない」です。
効果はあまりありませんでしたが・・・。

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2004.07.08

名前きまったよ

君と一緒に 我が家にきたもの
緑色の大きなソファーと
オリーブの苗1本

もう少し大きくなったら
ソファーで遊べると思うよ
そしてジャンプして床に着地!
でも大切に扱ってね
お城のように思える
カバさんのお口のような
ソファーだけど
いつか君と君の大切な人が
一緒に腰を落ち着かせ
語らってくれることを
楽しみにしているのだから

君の背を3つ重ねたくらいに
伸びたオリーブの苗
ずっと前から欲しくて
いろんな花屋さんをのぞいて
やっと手にいれた
あまり日のあたらないベランダで
太陽を求めて背のびをしているけど
いつかどっしりと大地に
根をはらせてあげたい

君に願うこと
君に託すこと

その1つひとつを
これからゆっくりと話していければ
うれしい

その時がくるまで
どうか、優しい木陰に身をおいて
すやすやと過ごしていてね

追伸:
名前を決めたよ、「ヨシハル」
悩んだ末の、七転八倒ってこういう時にも使うのかなわからないけど、
なんとか・・・無事に手続きが終わったよ。
名前を見ていると、無意識のうちに君も家系の中の一員になったように
感じる。いま、たくさんの人が君の誕生を喜んでいる。それはとても貴
重で幸せなことなんだ。その意味と期待から逃げないように。
その上で、君だけの宝物をしっかりと人生の中でみつけて欲しい。

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2004.06.29

あかちゃん

akachan.JPG

きみだけのじかん
きみだけのいちにち

ゆびおりかぞえるまいにちを
ねむりながら なきながら

いつもいっしょにいるつもりなのに
あくびをしたり わらったり

たのもしくおもう そのすがた
あかいあしがにゅーっとうごく
ちいさなてが ぎゅっとにぎる

とてもとても いとおしい

きみだけのじかん
きみだけのいちにち

2004.6.26 10:58 2630g 
なぜか予定日よりもはやく 数回目の結婚記念の日に
彼は 私と妻を父と母にかえてしまいました
まだ名前はありません ・・・

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2004.06.11

タチノボル霧

kiri.JPG

ひさしぶりに 見上げた山と空
ひさしぶりに 立ちのぼる霧を見た
まるで生き物のように 沸き立つ
そして小さな小粒の涙が
地に落ちて 瞳は再び呼吸をはじめた

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2004.05.13

兼六園

harushigure.jpg

池の端に しずく砕ける 春時雨  

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2004.05.11

車窓の中から

yuyake.JPG

もう一度出会いたい風景と聞いたら きっと「夕焼け」って答える人が多いのでは。
そんな風に感じさせてくれた 車窓からみた風景です。

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2004.04.21

椿の妖精

ningyou.JPG
小さな ショウウィンドウの中に 閉じ込められた 白い人形
もし妖精がいるとしたら こんな風に人を見つめているのでしょうか

人が色々な出会いを重ね そこで得た様々な記憶を留めるために
ある人は人形をつくり またある人は物語に妖精を記したのかもしれません

この人形にどんな物語があるのでしょうか
またどんな記憶を人々に呼び覚ますのでしょうか

data:東京銀座資生堂ビル/撮影日は忘れてしまいました。

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2004.04.11

もう一つの青い空

hekiga_ryogoku_01.jpg
hekiga_ryogoku_03.jpg
hekiga_ryogoku_02.jpg
hekiga_ryogoku_04.jpg

線路を頭上にいだく壁面の
どこかに消えてしまったであろう風景たち
通行人は前に進みながらも 寄り道す
誰にも汚されない もう一つの下町が
そこに広がっていた


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2004.03.31

いつかの思い出を

kobe_yakei.JPG

それほど大切でもない紙くずを
ごみ箱のなかから すくいだすような
簡単だけどなかなかしないこと

初めておとずれた場所で
いつかの思い出を探してみた
しめった空気の先に 雲と星と月明かり

ざわめきも語らいも
風にさらわれて欲しいと思いながら
港の輝きにそっと手をのばした

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2004.02.20

渓谷の表情

yama.jpg

群青の深く深く先の その幹の幹のふもとへ
ひと息の休息と ひと度の安眠を求め 彼は歩く

行く度も 流れし 雨露は 滝のごとく 肌をさし
涙し待つ人も 安すむ大地も 彼は知らん


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2004.02.06

エレベータホール

horoyoi.JPG
ターミナルビルの飲食街
ほろ酔い気分を楽しみながら
天空より家路につく人々
つかの間の愉しみが
とてもとても大切な宝物
珠玉のような日々を祈る

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2004.01.13

ゆらり ゆよん

shinjyuku.JPG

ゆらり ひかる ともしびの 風にゆれて ゆらゆらと
遠い彼方に 花 ひとつ

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