« 紙飛行機 | Main

2005.06.12

円空展

横浜のそごう美術館で行われている「円空展」に行ってきました。
芸術新潮(2004/09)で、円空が特集されて、それからずっと
興味を持ちながら、都心で観ることのできる機会をうかがっていた
のでした。

円空は、1632(寛永9年)年、美濃(現、岐阜県)に生まれ、32歳頃
から入定する64歳までの32年間に、約12万体の神仏像を作ったと
言われているそうです。

途中、1体1体の神仏像に合掌されながら鑑賞される方に出会い
ました。本来、ここに集められた像は、それぞれが信仰の対象で
あることを気づかせてくれた瞬間でした。
展示されている像を観まわしてみると、円空という一人の人間の
中に、これほど多くの神仏が存していたということに驚きます。
もしかすると人は言葉で表現しがたい、神や仏の姿を幾重にも
心に描き、日々暮らしているのかもしれません。

人は誰でも仏性を持っていると言いますが、それを行動や行き方で
表していくことはとても難しいことです。そう感じるのも俗人ゆえかも
しれませんが、像を彫ることは、円空にとってそれを具現していく一
つの方法であったのではないでしょうか。そして、さらに即身入定
されたという伝承が、神仏像に生命を吹き込むには欠かせなかった
ように思います。

【円空関連サイト】
円空WEB http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11146/enku2002/
円空連合 http://www.enku.jp/
円空研究センター http://www.enku-rc.jp/mura/

|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5627/4526780

Listed below are links to weblogs that reference 円空展:

Comments

Post a comment